消費社会のリ・デザインー豊かさとは何か

発行日:2009年1月30日
出版社:大学教育出版
体裁:A5判、220ページ
定価:2600円

内容

経済的豊かさから文化的豊かさへ。消費社会を文化から捉え直し、豊かな文化を求める消費のありよう、消費の背景にある価値観の転換を、事例を交えながら問う。15の提言と座談会を収録。

従来、「消費」は経済・経営の分野で、「消費社会」は社会学の分野で取り上げられてきた。本書では、消費社会を文化から捉え直し、豊かな文化を求める消費のありよう、消費の背景にある価値観の転換を事例を交えながら考察し、新たなデザイン課題を求める。

目次

  • 第1編 消費社会のコペルニクス的転換
    • 第1章 生産・消費の新たな関係
    • 第2章 人口減少社会の消費とマーケティング
    • 第3章 社会が溶解し、市場と国家だけが残る恐怖 他、
  • 第2編 消費社会のリテラシー
    • 第1章 自立する消費者群
    • 第2章 幸福の原理
    • 第3章消費者の感性の行方―消費生活の中の”風情” 他、
  • 第3編 小さな単位の消費社会
    • 第1章 地域通貨は、貨幣文化を育む一粒の麦
    • 第2章 「商店街は創造する」
    • 第3章 ステーション・コマース 他、
  • 第4編 消費社会のリ・デザイン(座談)

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