人類史上もっともインパクトのある発明品のひとつである自動車。自動車を所有することで得られる夢。それは早さであり、距離であり、高額なものを所有する満足であった。しかしその夢が21世紀社会に大きな負の遺産を残した。
今、ガソリンで走る大きな自動車を個々人が所有し自由に使うというクルマ社会の大転換期を迎えている。
自動車一辺倒のクルマ社会から多様な移動手段を総合する21世紀社会のモビリティを検討する。
座談会 クルマ社会のホロデザイン
2009.06.10
『クルマ社会のホロデザイン』というテーマのもと下記メンバーで座談会を行いました。
日本デザイン機構会員による座談会
水野誠一理事長、佐野寛理事、(谷口正和理事コメント参加)車戸城二、佐々木歳郎、森口将之(マイナスのデザイン委員)
迫田幸雄(本誌編集委員長)/伊坂正人、南條あゆみ(事務局)
書籍『クルマ社会のリ・デザインー近未来モビリティへの提言』を刊行しました
2004.07.24
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クルマ社会のリ・デザインー近未来モビリティへの提言
発行日:2004年7月24日
出版社:鹿島出版会
体裁:菊判、220ページ
定価:2200円
内容
モビリティのあり方を問い直し未来へのシナリオを描く、29名の著者による提言33本
20世紀を駈けぬけ、都市、産業、生活文化を大きく変えた自動車、その自動車がつくったクルマ社会。このクルマ社会を、サスティナブル都市、シニア社会、次世代交通システム、ツーリズムなどの視点から問い直し、いかにリ・デザインするか? モビリティの未来像へのシナリオを提言します。
目次
1章 クルマ社会の光と陰
2章 クルマ社会の広がり
3章 クルマ社会の成熟
4章 クルマ社会のリ・デザイン